収録作品 13点を見る(作品解説付き)
| 01 | ひなげし畑1890年 | 最後の地オーヴェールで描いた、一面に赤いひなげしが咲く野。奥には並木と小さな家。緑と赤の補色を大胆に並べる色づかいは、ゴッホが南仏で見つけ、最晩年まで手放さなかったものです。 |
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| 02 | ローヌ川の星月夜1888年 | アルルの夜、ガス灯の光が川面に長く揺れ、空には北斗七星。「夜は昼よりずっと色彩豊かだ」と手紙に書いたゴッホは、帽子にろうそくを立てて川岸に立ち、この夜空を描いたと伝えられます。 |
| 03 | 昼寝(ミレーの模写)1889–90年 | 尊敬するミレーの版画をもとに、療養中のサン=レミで描いた一枚。原画にはない鮮やかな青と黄色の対比で、刈り入れの合間のひとときが、ゴッホらしい光に包まれています。 |
| 04 | カラスのいる麦畑1890年 | 死の数週間前に描いた最晩年の代表作。荒れた空と三方向に伸びる道、飛び立つカラス。不穏さと同時に、麦の黄色がまぶしいほど生命力に満ちています。 |
| 05 | 糸杉のある麦畑1889年 | サン=レミの療養院から見た風景。燃え上がるような糸杉と、渦を巻く雲。ゴッホは糸杉を「エジプトのオベリスクのように美しい」と書き、この年に何度も描きました。 |
| 06 | アイリス1889年 | 療養院に入って最初の1週間で描いた庭のアイリス。花の一輪だけが白く、群れの中でひときわ目を引きます。不安な時期に描いたとは思えないほど、瑞々しく力強い一枚です。 |
| 07 | 寝室1889年 | アルルの「黄色い家」にあった自分の部屋。「休息と眠り」を表すために、あえて単純な色で塗ったとゴッホは書いています。傾いた床と壁が、どこか夢の中の部屋のようです。 |
| 08 | 夜のカフェ1888年 | アルルで三晩続けて徹夜して描いたカフェの店内。赤と緑のぶつかり合いで「人が身を滅ぼす場所の恐ろしさ」を表そうとしたと手紙にあります。ゴッホの中でも最も強烈な色彩です。 |
| 09 | 黄色い家1888年 | アルルで借りた家。ここを画家たちの共同アトリエにする夢を抱き、ゴーギャンを迎える準備をしながら描きました。深い青空の下、まぶしい黄色の壁が希望に満ちています。 |
| 10 | アルルのラングロワ橋1888年 | アルルに着いてすぐ描いた跳ね橋。洗濯をする女たちと澄んだ水の青。日本の浮世絵のような明るさと平面的な構図に、南仏で見つけた新しい光への喜びがあふれています。 |
| 11 | サント=マリーの海辺の漁船1888年 | アルルから訪れた地中海の小さな漁村。砂浜に引き上げられた舟の赤、青、緑。ゴッホはこの海の色を「サバのように変わる」と書き、初めて見る地中海に心を奪われました。 |
| 12 | オリーブの木1889年 | サン=レミで描いたオリーブ畑と、その向こうの青い山並み。幹も雲も同じ波のようなリズムで揺れ、風景全体がひとつの生き物のように息づいています。 |
| 13 | 種まく人1888年 | 画面を斜めに横切る大きな木の向こうに、沈みかけの巨大な太陽。紫の畑を大股で歩く農夫。ミレーの名作を、ゴッホは浮世絵ゆずりの大胆な構図と自分の色で描き直しました。生涯憧れ続けた主題です。 |














